レコードのすすめ

今日は技術の話ではなく完全に趣味の話です。

レコード収集

長年続けている趣味としてレコード収集があります。

20歳の頃からなのでかれこれ12年ほどになるでしょうか。

コレクションの一部。もう2つ棚があって全部で多分2000枚弱だと思います。

買うジャンルは主にブラックミュージックがメインですが、日本のアーティストも買います。

ただ近年のシティポップブームのせいでいわゆる和モノのレコードは高騰しすぎててなかなか簡単には買えません。

「シティポップ is 何」という方はそれだけで記事が1本書けそうなのでとりあえずこちらをどうぞ。

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今や音楽を聴くのはSpotifyApple Musicといった配信サービスが中心となりましたが、個人的にはレコードに勝るフォーマットは無いと思っています。

レコードを店で買った帰り道のソワソワした気持ちや初めて針を落とす時のドキドキ感も含めてレコードで音楽を聴く体験は今だに新鮮です。

場所も取るし、埃や傷にも気をつけないといけないですが、手間がかかる部分も最早愛しさすら感じます。

(もちろんレコードで出ていない曲を聴くのにSpotify等も使うので配信を否定するものではありません)

レコードで欲しい作品

とは言え、どんな曲でもレコードで欲しいわけではありません。

これは言語化が難しいんですが、新譜に限って言うと「レコードというフォーマットが合うかどうか」という観点はあると思います。

例を挙げると、最近のアイドルの楽曲のような全部PCでトラックを作った打ち込みの曲はレコードよりもデジタル配信の方が合うと思います。

多分制作側もデジタルフォーマットを想定して作っているでしょうし、それを無理にレコードにする必要性は感じません。

レコードが合うのはライブ感・アナログ感のある曲かなと個人的には思います。

バンドの演奏や際立ったボーカルが特徴的な曲はレコードで欲しくなります。

いわゆる生音っぽい曲ですね。

あとは単純に懐かしい曲がレコード化されたりするとグッときます。

RECORD STORE DAYというイベントがあって毎年限定盤が出るんですが、今年はKANの「愛は勝つ」を買いました。

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これが出た当時は完全にCDの時代になっていてレコードは出ていなかったんですが、今回初めてレコード化されました。

こういう90年代のJ-POPがレコード化されたものはつい欲しくなっちゃいます。

(余談ですがRECORD STORE DAYは元々ローカルのレコード屋を盛り上げようという思いでスタートしたはずが今や大手レコード店の為のイベントになってしまってて複雑な気持ちです。。)

最近買ったもの

最後に一番最近買ったレコードを。

Bruno MarsとAnderson .Paak(アンダーソン・パーク)によるユニットSilk Sonicのデビューアルバムです。

アルバム自体は去年出たんですが、先日ようやくレコードでリリースされました。

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↑聴いてもらえれば何となくわかると思いますが、これこそ「レコードで聴きたい曲」です。

70年代のソウルミュージックの雰囲気をベースに現代っぽい要素もあって、かつMVも70年代のコーラスグループをオマージュした内容で。

長いこと待った甲斐あって最高でした。オススメです。

まとめ

以上、冒頭に書いた通り完全に趣味の話でした。

欲しいレコードはまだまだ沢山ありすぎていくらお金があっても足りないですが、引き続き掘っていこうと思います。